不定期記事「探索者」

作成日:2014/11/21
最終更新日: 2016/07/23
作成者:しんどうまさゆき

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本節では、ヒンディー語とサンスクリット語の数体系について考察したい。しかし、ヒンディー語について語る前に、数の数え方について日本人の常識を覆す方法を紹介しよう。

<「一の位+十の位+百の位」方式も合理的>
日本人は数を数えるとき、「1、2、3、・・・11、12、13、・・・111、112、113、・・・」と唱えるのが普通だ。外国でも概ね同じだろう。自然数は昇順で数えるのが慣習となっている。

自然数の全体については昇順で数えるのが好ましい。しかし、これを認めた上で個々の数に注目しよう。「11、12、13」の唱え方を分解すると「じゅう、いち」「じゅう、に」「じゅう、さん」になる。より大きい数の「じゅう」が先で、より小さい数の「いち」「に」「さん」が後になっている。つまり、個々の数の唱え方は「降順」になっている。自然数の全体を昇順で唱えていながら、個々の数を降順で唱えるのは不統一だ。これは不統一ゆえに非論理的であり、「一の位+十の位+百の位」方式が論理的で一貫している。このような発想は、数の数え方の一方式として支持者を得られるだろう。

以上を述べると「馬鹿を言うな。個々の数を昇順で言ったら、数が区別できなくなるではないか」という反論が出るだろう。11と10、12と20、13と30はそれぞれ「いち、じゅう」「に、じゅう」「さん、じゅう」という呼び名になってしまい、区別ができない。

しかし、これは回避が可能だ。10の呼び名を2通り作ればよい。11、12、13はそれぞれ「いち、とお」「に、とお」「さん、とお」、10、20、30はそれぞれ「とお」「に、じゅう」「さん、じゅう」とすれば誤解はなくなるだろう。

17、18、19はそれぞれ「なな、とお」、「はち、とお」、「きゅう、とお」、70、80、90はそれぞれ「なな、じゅう」「はち、じゅう」「きゅう、じゅう」となる。

69、79、89はそれぞれ「きゅう、ろくじゅう」「きゅう、ななじゅう」「きゅう、はちじゅう」、96、97、98はそれぞれ「ろく、きゅうじゅう」「なな、きゅうじゅう」「はち、きゅうじゅう」となる。1から99まではこれで数詞の重複がなくなる。

英語の数体系は正にこの方法を採用している。11、12、13、14、15はそれぞれ eleven, twelve, thirteen, fourteen, fifteen, 10、20、30、40、50はそれぞれ ten, twenty, thirty, forty, fifty だ。10にあたる単語の言葉尻を少々変えることで、「一の位+十の位」方式を使いつつ、数詞の重複を避けている。ヒンディー語も同様の方式をとったため、個々の数詞は言葉尻が不統一であり、百進法といわれるまでになっている。

「一の位+十の位+百の位」方式が合理的だとする主張には、もう一つの根拠を挙げることができる。それは「数詞の使用頻度順」に唱える方式であることだ。

日本人は多数の物を数えるとき「2の、4の、6の、8の、10」と唱えることがしばしばある。100個から1000個までは、この唱え方を繰り返すだろう。10000個を越えても、人間を複数集めて同じことをするのではないか。「一の位の数」はなにかと頻繁に使う。物を数えることに限れば「十の位の数」や「百の位の数」よりも使用頻度が高いだろう。

使用頻度が高い単語はよく覚え、思い出せるものだ。例えば、大きい数の単位である「万、億、兆」は誰でも知っている。兆の一万倍の「京」は少々怪しくなる。更に大きい「垓、𥝱、穣」はたいていの人がすぐには言えない。もちろん、私も無理だ。データ量の大きさを表す「メガバイト、ギガバイト、テラバイト」は知っている人が多い。しかし、更に大きい「ペタバイト、エクサバイト、ゼタバイト、ヨタバイト」はコンピュータ技術者でなければ知らないだろう(ただし、2014年現在での常識だ。2030年頃にはメガバイトが死語になり、ペタバイトが広まっているかもしれない)。

「一の位+十の位+百の位」方式は、個々の数について昇順であり、数詞の使用頻度順にもなっている。この方式には美意識もある。日本人の感覚とは正反対であるか、もしくは観点が大きく異なる方式だ。だが、一部には共通点がある。「自分と同姓同名の人」のようなものだと言えるだろう。

<ヒンディー語は「一の位+十の位」方式>
ヒンディー語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

以上を踏まえて、ヒンディー語の数体系を調べよう。ヒンディー語の数体系は上ページに詳しい。基本的には十進法だが、単語の作り方の不規則さゆえに実質百進法であり、1から100まで暗記する必要がある、との指摘がある。前回記事で紹介したトンガ語とは対局にある、難解を極めた数体系だ。

ヒンディー語の数体系では、99までが「一の位+十の位」方式だ。上ページ中の「表」を読むと、おおよそ一の位と十の位を組み合わせた語構成だと確認できる。おそらく、「一の位+十の位+百の位」方式が好ましいと思ったのだろう。ただし、100を越えると「百の位+一の位+十の位」方式になる。1000を越えると「1〜99カロール(千万の位)+1〜99ラーク(十万の位)+1〜99ハザール(千の位)+1〜9ソー(百の位)+一の位+十の位」の順番になる。

ヒンディー語の祖先に当たる言語にサンスクリット語がある。この言語では「一の位+十の位+百の位」方式が見つかる。サンスクリット語は、紀元前4−5世紀に文法が固定化されたというので、「一の位+十の位+百の位」方式は歴史が相当に長いと言える。

(サンスクリット語)変化表(「まんどぅーかのサンスクリット・ページ」中記事)

上ページでサンスクリット語の数詞を確認できる。大きな数でも分かち書きをせず一語になっているが、分析すると「一の位+十の位+百の位」方式なのが分かる(「●数詞」の左の矢印→「◎数詞」の左の矢印→「一覧1-10」「一覧11-19」「一覧20-59」「一覧60-99」「一覧100-」の左の矢印、とクリックすると、数詞の一覧が見られる。なお、千の位以上をどのように並べたのかは分からなかった)。

<「一の位+十の位+百の位」方式から「百の位+一の位+十の位」方式へ>
さて、サンスクリット語は「一の位+十の位+百の位」方式だった。しかし、ヒンディー語では「百の位+一の位+十の位」方式へと変わっている。

大きな数についても確認しよう。サンスクリット語では、100から1億までは1桁ごとの位取りになるようだ。各桁の並べ方が分からないので当てずっぽうになってしまうが、以下のように唱えるのかもしれない。「一の位+十の位++1〜9サタ(百の位)+1〜9サハスラ(千の位)+1〜9アユタ(万の位)+1〜9ラクサ(十万の位)+1〜9プラユタ(百万の位)+1〜9コティ(千万の位)+1〜9アルブダ(億の位)」

ヒンディー語では、2桁ごとの位取りが基本なのだが、百の位は例外的に1桁だ。繰り返しになるが再掲しよう。「1〜99カロール(千万の位)+1〜99ラーク(十万の位)+1〜99ハザール(千の位)+1〜9ソー(百の位)+一の位+十の位」

インドの命数法(Wikipedia)

なお、インドでの数の位取りについて、詳しくは上ページを参照頂きたい。インドとその周辺地域では、ヒンディー語以外の言語も、2桁ごとの位取りを採用しているという。

<「一の位+十の位+百の位」方式から「2桁ごとの位取り」方式へ改良すべき>
「一の位+十の位+百の位」から「百の位+一の位+十の位」方式へと変わった理由はよく分からない。しかしながら、私見を一つ挙げたい。「一の位+十の位+百の位」方式を使うと、数詞の一部が似通ってしまい、紛らわしくなるので、それを避けたのではないかということだ。

サンスクリット語では、102、103、104、・・・、108、109 はそれぞれ、dvisata, trisata, catursata, ... astasata, navasata と言うようだ。一方、200、300、400、・・・800、900 はどうか。dvisata, trisata, catursata, ... astasata, navasata となるようだ。違う数なのだが、呼び名が同じになってしまう。「一の位+十の位+百の位」方式で数えると、このような欠陥が発生するようだ。「いち、じゅう」「に、じゅう」「さん、じゅう」と同じ構造の問題が繰り返されてしまった。

200、300、400、・・・800、900 は使用頻度が比較的高い数だろう。これらが 102、103、104、・・・108、109 と誤解されるのはまずい。大きい数なので、場合によっては取り返しの付かない損害を生むかもしれない。そこで、歪ではあるが、「百の位+一の位+十の位」方式に変えたのではないか。

改めた方式をサンスクリット語に機械的に当てはめると、102、103、104、・・・、108、109 はそれぞれ以下のようになる。sata dvi, sata tri, sata catur, ... sata asta, sata nava. 200、300、400、・・・800、900 は、dvisata, trisata, catursata, ... astasata, navasata だ。誤解のおそれはなくなった。

このようにしても、要素の順番が変わっただけなので、注意が散漫なときには聞き間違うかもしれない。しかし、全く同じ発音になるよりはましだ。日本人も「13日」を「30日」と、あるいは「15日」を「50日」と言い間違うことがある。言い間違いは、聞き間違いとは異なるが、間違う仕組みが共通している。

同様に、2000、3000、4000、・・・8000、9000 は、1002、1003、1004、・・・1008、1009 と紛らわしくなる。従って「千の位+百の位+一の位+十の位」方式にする。

更に拡張して、万の位、十万の位、百万の位、・・・も同じ方式にする。しかし、1桁区切りで(あるいは、10倍ごとに)呼び名が変わると覚えにくい。そこで、そこで、1〜99千、1〜99十万、1〜99千万、という2桁区切りの方式にする。

「紛らわしい数詞が生まれるから、3桁区切りは使うな。2桁区切りが全体としては覚えやすい」という方針だろう。1〜99百としなかったのは、百の位と千の位の使用頻度がどちらも同程度に高く、まとめると却って不便だったからかもしれない。ただし私見である。「一の位+十の位+百の位」方式には欠陥が生まれたのだが「一の位+十の位」までなら問題がない。「一の位+十の位」方式は、数詞の使用頻度順に唱える方式なので、単語(数詞)を覚える際には便利で、捨てられなかったのかもしれない。母国語は聞いて覚えるものであり、まずは話し言葉を、次に書き言葉を覚えるのが習得の順番だ。頻度の高い単語を最初に持ってくると、覚えやすいものだ。

<インド・イラン語派の数体系>
インド・イラン語派(Wikipedia)

ヒンディー語は「インド・イラン語派」の言語だ。インド・イラン語派は「インド・ヨーロッパ語族」に属するので、ゲルマン語派(英語など)を初め、ヨーロッパに存在する多くの言語と、言語上の祖先が共通になる。インド・イラン語派の言語の数体系を以下に列挙する。

ウルドゥー語会話集 数字(Wikitravel)
(ウルドゥー語はパキスタンの公用語。アラビア文字を元にしたウルドゥー文字を使っているが、ヒンディー語とほぼ同じだという)

Pashto grammer 9 numbers(Wikipedia:en)
(パシュトー語はアフガニスタンの公用語)

ネパール語 旅会話の素 数の言い方(「青奇家−旅にしあれば」中記事)

シンハラ語(口語)入門 8 数字と数量(「honeplusのメモ帳」中記事)
(シンハラ語はスリランカの公用語の1つ)

ペルシャ語会話集 数字(Wikitravel)
(ペルシャ語はイランの公用語)

CLI Tajik 1- Lesson 7 (Numbers)(quizlet.com)
(タジク語はタジキスタンの公用語)

クルマンジ語の数体系(「思索の遊び場」中記事)
(クルマンジ語とは「クルド語クルマンジー方言」の別名。クルド語はイラク等に居住するクルド人の言語)

クルド語会話集 ソラニー方言 数字(Wikitravel)

バルカン・ロマ語の数体系(「思索の遊び場」中記事)
(バルカン・ロマ語はバルカン半島に住むロマ人(ジプシー)の言語)

インドから離れるにつれて「一の位+十の位」方式が徐々に廃れ、「十の位+一の位」方式に変わっているのが分かる。ヒンディー語、ウルドゥー語、パシュトー語、ネパール語では、1〜99までが「一の位+十の位」方式だ。シンハラ語、タジク語、ペルシャ語では、1〜19は「一の位+十の位」方式、20〜99は「十の位+一の位」方式だ。最も遠いバルカン・ロマ語では、1〜99まで「十の位+一の位」方式だ。バルカン・ロマ語の周辺にはスラヴ語派の言語があり、1〜19は「一の位+十の位」方式なのだが、これらとは異なる。トルコ語などの、インド・ヨーロッパ語族以外の言語の影響がより強かったのかもしれない。

「一の位+十の位」方式は次第に廃れていき、使用頻度の高い小さな数にのみ残る傾向が確認できる。20が区切りになることが多いのは、指の節を使って片手で20まで数える方法を使ったからではないか。両手が塞がらなくて済む数え方は重宝であり、数の数えやすさという感覚に影響を与えたかもしれない。

手指を使った数の数え方と、10進法、12進法、20進法について考察したい。

なお、指の節を使って片手で20まで数える方法については、上ページの拙稿をご覧頂きたい。インドをはじめ、アジアの大陸地域では指の節を使って数を数える方式が一般的だという(ただし、片手で20まで数えているかは確認できていない)。上ページを第1回として、各種言語の数体系を考察する記事を列挙したので、合わせてご覧頂ければ幸いである。

「一の位+十の位」方式が廃れたのは、数字が広まったのも一因と思われる。初期の数字である漢数字やローマ数字は、降順の位取り記数法を用いている。アラビア数字もそうだ(なお、ギリシャ数字(ギリシャ文字のアルファベット1つを数字1つにあてはめる)、ブラーフミー数字(インド)については史料を確認できなかった)。比較的歴史が長いであろう話し言葉では最初昇順の位取りだったが、次第に降順を混ぜるようになった。後発の書き言葉ではより単純化された。話し言葉を文字通り書くのではなく、数字という略式表記を使い、降順での表記に統一した。そして話し言葉は書き言葉の方式に次第に合わせるようになった。しかし、使用頻度の高い「小さい数」では、昇順を捨てることができなかった。

ウェールズ語の数体系(旧式)(「思索の遊び場」中記事)

ウェールズ語の数体系(新式)(「思索の遊び場」中記事)

なお、上掲のページ2つにあるように、インド・ヨーロッパ語族の言語には、数体系を変更するものが現れている。ウェールズ語では「十の位+一の位」方式かつ「完全な十進法」という、日本語と同じ方式に変わっている。数学の発達と教育の普及が原因だろう。今後千年単位で見れば、インド・ヨーロッパ語族の数体系は日本語方式に変わっていくと思われる。

<インド・ヨーロッパ語族は数体系が共通>
インド・ヨーロッパ語族の言語のうち、ヨーロッパにある言語の数体系をいくつか振り返ろう。

ドイツ語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

オランダ語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

デンマーク語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

ドイツ語、オランダ語、デンマーク語(ゲルマン語派)は現代でも、1から99までを「1の位+10の位」形で呼ぶ。100を超えると「100の位+1の位+10の位」になる。更に大きくなると「一億の位+百万の位+千万の位」→「十万の位+千の位+一万の位」→「100の位+1の位+10の位」となる。偶然かどうかわからないが、これはアラビア語と同じだ。

英語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

ノルウェー語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

スウェーデン語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

英語、ノルウェー語、スウェーデン語(ゲルマン語派)は、1から19までを「1の位+10の位」形で呼ぶ。20から99までは「10の位+1の位」形だ。

古英語の特徴(「日本エトルリア協会」中記事)

上掲のPDF文書の2ページ目に、古英語の数について解説がある。古英語の時代には、21以上も「1の位+10の位」形で呼んでいたという。

古典ギリシャ語の数詞(1)基数詞(「τὰ μετὰ τὰ φωνητικά」中記事)

古典ギリシャ語の場合、21以上には「1の位+10の位」形と「10の位+1の位」形の両方があったようだ。

ラテン語の数体系(「思索の遊び場」中記事)

ギリシャ文明の後に生まれたローマ文明ではラテン語が使われた。ラテン語の場合、1から19までを「1の位+10の位」形で呼ぶ。20から99までは「10の位+1の位」形だ。俗ラテン語を元にフランス語が生まれ、ノルマン・コンクエストによってフランス周辺地域に影響を与えた。影響を受けたのは、イギリス人や、北方からイギリス・フランスの征服に訪れたゲルマン人(ノルマン人)だ。英語の数体系がラテン語のそれと同じなのは、ノルマン・コンクエストという民族移動に伴うフランス語の輸入があるからだという。ノルウェー語、スウェーデン語も同じ背景があるのかもしれない。

数体系の考察は本節でいったん終わりとする。インド・ヨーロッパ語族の言語は多種多様に分化しており、先祖が同じだったとは信じがたいところがある。しかし、数体系を分類・整理してみると、共通点が少なからず見つかった。外国語学習において、数を覚えるのは最重要の要素だ。しかし、母国語の数体系との違いが学習を妨げる。本節までの連載をするうち、私の「外国語の数体系」はずいぶんと整理された。初学者の時に感じたアレルギーや違和感が、今はそこそこなレベルの納得に変わっている。史料による検証が充分でないため、考察が全く否定されるおそれがあるのだが、それでも仮説を出すことには意味があるだろう。読者諸氏にも外国語の数詞を覚える一助となることを願う。

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<補足、ギリシャ語の表記は難しい>
HTML文書に複数言語を混ぜて書くのは面倒だ。特に古典ギリシャ語が困難だった。現代ギリシャ語にはない、アクセント記号、気息記号、下書きのイオータ等が実に面倒だ。後日自分が利用できるように、参考資料をまとめておく。

HTML文書に古典ギリシャ語を書く(「古典ギリシャ語 ギリシャの箱」中記事)

少しだけ古典ギリシャ語を混ぜる場合の「実体参照」を調べるツールや、古典ギリシャ語を大量に書く場合の「ページ全体をUnicodeで書く」方法が解説されている。

ユーティリティ:ギリシア文字パッド(「真理子日曜学校」中記事)

古典ギリシャ語用のギリシャ文字を簡便に入力できるツール。文字コードはUnicodeのもよう。コピーと貼り付けをしても、文字化けしてうまく表示されない場合、貼り付けられた側のソフトでフォントの設定が必要なようだ。Wordなどに書く場合、この方式がよさそうだ。

古代ギリシア語(Wikipedia)

古代ギリシャ語についての概説。新約聖書の原典はギリシャ語版だが、「コイネー」という比較的新しい時代のギリシャ語を用いている。より古い「古典ギリシャ語」(ギリシャ文明の時代のギリシャ語)は文法がはるかに複雑だ。

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