お薦めの本

最終更新日: 2008/10/27
作成者:しんどうまさゆき

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Roget's International Thesaurus
(Robert L. Chapman編、HarperCollins Publishers刊)

いわゆる「英語類語辞典」。英語の文章を作るとき、同じ単語を繰り返し 使うとしつこい感じがするし、教養の程度を疑われもする。 そこで、単語の言い換えが必要になってくる。 仕事の用件で英語を書くときには、格式(カッコよさ、威厳)が欲しいので、 このような辞典が必要になる。

この辞書には他にも使い方がある。単語を意味内容で分類してあるので、 単語集として読んで、興味本位で語彙を増やすこともできる。 これも一例を挙げよう。

841 Oldness... 24 Prehistoric Animals Allosaurus ammonite...ankylosaurus...brontosaurus...pteranodon... saber-toothed cat...triceratops...urus

(しんどう訳)841 古さ・・・24 先史時代の動物
アロサウルス属の恐竜、アンモナイト、アンキロサウルス、ブロントサウルス、 プテラノドン属の翼竜、剣歯虎、トリケラトプス、オーロクス (ドイツ地方の森林にいたヨーロッパ家畜獣の先祖。17世紀に絶滅。 出典、リーダーズ英和辞典 p2392) (注、英語の発音は訳語と異なる。例えば、triceratops はトリケラトプス のことだが「トゥライラタップス」 (太字はアクセント)のように言う。そういえば、 2000年頃から有名になった「トライセラトップス」というバンドがありますね)

これも、一般学習者には使いにくいと思う。 説明の単語が読めないことが多いし、面倒に感じるからだ。 「ニュープロシード英和辞典」の「キーワード5000」を 9割強(4500語以上)覚えてから挑戦した方がよいだろう。