お薦めの本

最終更新日: 2008/10/28
作成者:しんどうまさゆき

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パソコントラブル110番
(岩井洋・大橋えつ夫著、明日香出版社刊)

コンピュータのトラブル解決法の本。 トラブルの中でも、初心者が陥りがちなものにしぼっている。

「ウィンドウズが起動しない」
「いつの間にか画面が真っ黒になってしまった」
「突然かな入力モードになってしまった」

等の、おなじみのトラブルだ。 凝ったものには

「メールの書き方が分からない」
「圧縮されたファイルの解凍ができない」
「メールに添付されたファイルが開けない」

というものもある。

また、サポートセンターに問い合わせるコツも教えている。 どのような質問状を作ればよいか、文例を載せているので親切だ。 (事実を正確に伝える文書を作るコツは 「本当に分かる!エクセルでできる文書データ活用術」 で紹介された技術「04ステップ」にもある。 これで練習すると、サポートセンターとの水掛け論に 終止符を打てるだろう)

コンピュータがある程度いじれる人間は、どうしても 初心者の質問責めにあってしまう。同じことを繰り返し尋ねられて、 憎らしく思ってしまうこともあるだろう。そのとき、この本を読んでもらうとよい。 (よい教師は「教科書を教える教師」だ。本を読ませることで、 初心者がトラブル解決法を、焦らず慌てず勉強することが期待できる。 ただし、読ませた上で、実際に操作させることは必要だ (解決直前まで教師が操作を見せ、 いったんキャンセルしてから生徒に操作させてもよい)。 そして、生徒の操作を見て確認し、間違ったら訂正させる。 これを繰り返すことで、生徒は一人で解決できるようになっていく)

会社の備品として、またコンピュータが苦手な人の勉強用に 用意すると、会社の生産性が上がるだろう。