お薦めの本

最終更新日: 2008/10/27
作成者:しんどうまさゆき

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アレルギー体質は口呼吸が原因だった
(西原克成著、青春出版社刊)

この本では、呼吸法と病気の関連性を解説し、正しい呼吸法 (病気を起こさない呼吸法)を紹介している。 現代人の病気には、呼吸法などの生活習慣を誤ったことに 起因するものが多くあるそうだ。「あとがきにかえて」には、 以下の5つの生活習慣が主な病因だと記してある。

  • 口呼吸(正しい呼吸は鼻呼吸である)
  • 寝不足(大人は1日8時間、子供は10時間必要)
  • 冷たいもの中毒(冷たい飲食物は摂らずに、暖かいものを)
  • 腸管内臓系の使い方の誤り(食事は一口30回噛むこと)
  • 筋肉の使い方の誤り(激しいスポーツは病気の元。太極拳やストレッチはよい)

こんな単純なことがなぜ病気の元なのか、信じられない人が多いだろう。 著書では、免疫の仕組みがこのような生活習慣に影響される原因を 解説している。そして、学校や病院で、このような生活習慣の 指導をしていないのは、教育者や医者の怠慢だと主張する。

この本の理論的背景を知りたい方や、批判的に読みたい方は、 「生物は重力が進化させた」をお読みいただきたい。